日本全国の消防車約4万台にペット用酸素吸入マスク、消防防災ヘリコプター70機に動物ホイスト救助用ハーネスを寄付配備しよう!
アメリカ、カナダ、フランス、ドイツなど、世界各国で消防士が火災現場や水難事故によって心肺停止になったペット(犬や猫)をペット用酸素マスクを用いたCPR(心肺蘇生法)で救命処置を行っています。
同時に消防士が現場でペットを助ける法的義務があるのか?という声もあるが、ペットは消防法第1条で、財産に該当するため、人命救助が優先されるが、ペットの救命救急処置も法的根拠に基づいて行われています。
日本でも私が現役レスキュー隊だった30年前から、建物の塀と塀に挟まれた猫の救助、マンホールに落ちた子犬の救助、また、火災現場から煙に巻かれた犬や猫を助けていましたが、当時は救助車や消防車に携帯酸素ボンベセットを積載しておらず、また、ペット用の酸素吸入マスクもなかったため、心肺停止したペットの救命率は低かった記憶があります。
日本でも、諸外国のように全国の消防車、救助車、救急車にペット用酸素吸入マスクを常備車載し、ペットの救命率を高めることができればと考えております。
ただ、今の日本では、消防のペットの救急に対しての認識は極端に低く、予算を付けてまで購入することは、まず、考えられません。
そこで、一般社団法人 日本国際動物救命救急協会と一般社団法人 日本防災教育訓練センターでは、日本で始めて、全国の消防署にペット用酸素吸入マスクを寄付してペットの救命率を向上させるため、みなさまからいただいた講習費用の一部をいずれは、日本全国の災害現場で活躍する約4万台すべての消防車両にペット用酸素吸入マスクを常時車載、消防防災ヘリコプター70機に動物ホイスト救助用ハーネスを搭載していただこうとプロジェクトを開始いたしました。
ペット用酸素吸入マスクと消防防災ヘリコプター用動物ホイスト救助用ハーネスの寄付についてのご質問、お問い合わせ、ご意見は、info@petsaver.jp、03-6432-1171まで、お気軽にご連絡ください。